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やっと待望の雨が降り、超減水の狩野川も平水近くになったようで これから鮎が動きだすと釣果が期待できるようです。
しかし各地で被害をだしている、あの川鵜のグループも伊豆市役所近く にいました。(5月31日撮る)
川鵜はペリカン目ウ科の鳥類で、体長80〜85cm程度、体重1.5〜2.5kg (長良川の鵜飼の鵜は海鵜) よそでは数百羽が群れをなし、一羽が一日に食べる魚の量は400〜500g 45匹の鮎を食べていた川鵜もいたそうです。 1日の行動範囲は、直径で10km〜50km 魚を捕るときは水面から1m〜9.5mの深さ、約70秒間も潜水すると 言われています。
17年度より環境省でもカワウ広域協議会を立ち上げたようですが、 地域によっては、魚が避難できる淵等が少なくなっているので川に 竹をいくつも沈めたり、滋賀県の安曇川では川の両側からテグスを 張り鵜が寄り付かないように対策したところ、多い時には200〜250羽 来ていた鵜がほとんど飛来しなくなったそうです。 又カワウは人間に対する警戒心が非常に強いので栃木の漁協では、鮎の 遡上時期に合わせて、雑魚のウグイや鯉の禁漁時期を早め川に釣り人が 居てもらうことで、鮎の防鵜対策の一つとするそうです。
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