井上 靖碑

 しろばんばの碑

 井上文学発祥のモニュメント。靖の幼少年期を描いた名作「しろばんば」の冒頭部分を碑文に、撰文は後輩で詩人の大岡信。
 湯ヶ島の旧井上邸に建つ。

 井上 靖詩碑

 「地球上で一番清らかな広場、北に向って整列すると富士が見える・・・・」
 井上靖は幼小年期を湯ヶ島で過ごした。

 猟銃碑

 「なぜかその中年男は村人の顰蹙(ひんしゅく)を買い、彼に集まる不評判は子供の私の耳にさえ入っていた。」
 昭和24年新聞記者時代の作で、靖の出世作。