伝説の石

      頼朝の運試しの岩

 その昔、船原峠を訪れた源頼朝が、己の未来を占うために石を切りつけたところ、石は見事に二つに切れたという伝説が残っています。
 この岩は、国道136号線船原峠にあります。

      お万の方腰掛石

 徳川家康の側室お万の方は、吉奈温泉で湯治中にこの石によく腰掛け、善名寺の荒廃を嘆き、復興に尽くしたというエピソードがあります。
 この石は、吉奈温泉東府屋旅館の庭先にあります。

      弘法大師の「い」の字石

 弘法大師が天城地方を訪れた際に宝蔵院門前で発見され、自ら命名されたと言われています。ひとつの石に五つの「い」の字を蔵しています。
 この石は下船原宝蔵院前にあります。