青羽根の由来

 アオハネは「あおはに(青埴)」がなまったもので、凝灰岩などが風化して青色の粘土、青色の土地が多かったことによります。小字として青埴があります。
 現地名の「アオハネ」がいつから使われるようになったかは、はっきりしませんが北条役高帳に「青羽根」、文禄4(1595)年の荒間帳に「豆州狩野内青羽根村」となっています。
 なお、地区内に本城、狩野牧、狩野塚、家老塚、家老塚上、矢積平(やつみだいら)、狩野道基(どうき)の墓などがあり、狩野氏に縁のふかい地区です。