西平の由来

 西平(にしびら)は湯ケ島村の中心地であった宿(しゅく)地域の天城神社からみて、熊野山を間にはさんでいますが、西方の平地という意味での地名です。西平区の古くからの集落は、小字西平にあり、そこから次第に集落がひろがりました。
 なお、一部、狩野川の支流持越川沿いに金山地区で慶長(1596〜1614)以後35年にわたっておこなわれた金採掘に関連する小字があります。
 また、西平区内には、湯ケ島の名の起こりとなる温泉が多く、西平温泉は戦後統合により湧出量が増加しました。結果として、湯ケ島温泉の中心的地区となっています。