「天城連峰太鼓」の東日本大震災チャリティコンサートが、昨日行われました。
伊豆市修善寺総合会館で「命の鼓動を被災地へ」と題し行われたもので、会場いっぱい000人の人が集まって、天城連峰太鼓の熱演に聞き入りました。
東日本大震災が3月11日に発生、陸前高田市では日本太鼓フェスティバルが行われる予定でしたが、大津波により壊滅状態で、「太鼓仲間のためにボランティアをしなくては」と考えていたそうです。そんな中で1週間後の3月18日、1通の、手紙が届きました。
「陸前高田に住んでいます。日本太鼓フェスティバルを楽しみにしていました。被災して、市は
壊滅してしまい、太鼓も出来なくなりました。私も太鼓のメンバーの一員ですが、なんとかかろ
うじて震災から逃げ延びています。しかし、メンバーの中には亡くなった人、東電の復旧作業の
重労働で、今どうなっているかわからない人など、とても大変です。でもどこかで仲間が打って
いる太鼓の響きを聞いているつもりで、頑張っていきます。」というような内容でした。
この手紙が届いたことが動機となり、天城連峰太鼓は、被災地の復興に向けたコンサートを企画したと聞きました。
今自分たちに出来ることは、太鼓の演奏、「熱演と感動の拍手を被災地に届ければ、きっと元気になる」との思いが込められたコンサート、天城山・狩野川をモチーフにした数々の曲を演奏し会場の観客を魅了しました。
コンサートには、東京都小金井市の無形文化財に指定されている「目黒流貫井囃子保存会」、
篠笛の第1人者村山二朗さんがゲスト出演、伊豆総合高校と飛龍高校も友情出演しました。
震災復興慈善演奏会のチケットは、売り上げの半分を義捐金として、残りの金額についても、
必要経費を差し引いた分を継続支援金とするそうです。
9月25日には、第2回のチャリティコンサートを沼津市で開きます。当日は12時開場
12時30分開演で、チケットは6月25日から販売するそうです。
私も出来ればもう一度、熱演を聞きたいと思っています。
命の鼓動を被災地へ
2011-06-07 05:43:00 (12 years ago)